昨今自動車メーカーのマツダ急激な成長を見せています。昔は他のメーカーに生産や売り上げで遅れをとっていましたが、今ではトヨタや日産に肩を並べるほどまで成長しました。「マツダの快進撃」と言われたデミオを皮切りに売り上げを伸ばし、次々に新しい朝鮮に挑んできたメーカーと言えるでしょう。

最近ではSKYACTIV TECHNOLOGYを中心に売り上げを伸ばしています。あえて軽油で走るディーゼルエンジンに注目し、今までになかった低燃費を実現させました。その様々な最新テクノロジーを駆使し、完成したのが「アテンザ」です。アテンザはセダンタイプとワゴンタイプの2種類あり、どちらもそのスタイリッシュな外観が特徴的で高級感を引き立てます。最大の魅力はその走りです。高速安定性とハンドリングを高レベルで両立させており、これによって長距離走行時の疲労軽減や安心感にも繋がってきます。高速でのカーブの際のローリングもほとんど無く、1度乗れば確実に他社と違う事が実感できるくらいです。またクリーンディーゼルによって低燃費を実現させる上、マツダ独自のアイドリングシステム「i-stop」や減速時のエネルギーを再利用する「i-ELOOP」も搭載しており、本当の車好きはもちろん、車の楽しさを忘れかけていた人に乗って欲しい車種と言えるでしょう。

自動車評論家や自動車ファンの評価も高く、日本では2002年RJCカー・オブ・ザ・イヤーなどの受賞を始め、2008年までに世界中で132の賞を受賞しました。乗り心地を楽しむマツダらしい車といえ、なんと最大トルクは42.8kgm！　普通のガソリン自然吸気なら4000cc以上にマッスルカーぶり。それをディーゼルの特徴を活かし、2000rpmという低回転でピークに達することができるのだから、マグマのように湧き出るトルクをコントロールして乗りこなす楽しみ方はこの車種ならではでしょう。ただし、年式も経ってるものも多く、いかにマツダの優秀なディーゼルユニットでも、購入したらdpfやインジェクションなどのディーゼルエンジン周り全般を洗浄してあげるといいでしょう。